エンジニアはIT業界の成長と発展には欠かせない存在です。中でもWeb系のシステムやアプリを開発するWebエンジニアの需要は、スマートフォンの普及にともなって急増しています。国内ではIT人材が不足しているという問題も出てきており、Webエンジニアとして転職を考えている人は重宝される存在といえるでしょう。

エンジニアの中でもWebエンジニアは、習得すべきスキルの学習難易度が他のエンジニアより低いということもあって、未経験の方の就職・転職には向いているとされています。Webエンジニアに興味がある方は、適正や習得すべきスキルについて知っておきましょう。

まず、Webエンジニアに適性がある人は、プログラミングに対して抵抗がなく、熱意を持って取り組める人材かどうかです。Webエンジニアにもさまざまな仕事がありますが、やはり主要な業務になるのはプログラミングです。HTMLやCSSといったフロントエンド、PHPやRubyなどのバックエンドで活用するそれぞれの言語をいかに覚えられるかが重要です。

また、周囲と上手く連携するためにはコミュニケーション能力も欠かせません。会社で働く場合、システムは決して自分一人の力では完成しません。周囲と円滑にコミュニケーションをとれて仕事ができるかで、プロジェクトの成功にも大きく影響します。つまり、プログラミングをはじめとする学習を日々続けられる人、そしてコミュニケーションスキルに長けた人がWebエンジニアの適性があり、今後さらに伸ばしていきたいスキルでもあるといえます。